URLエンコード・デコードツール マニュアル
URLエンコード・デコードを簡単に行えるオンラインツールの完全ガイド
目次
概要
URLエンコード・デコードツールは、テキストやURLをエンコードまたはデコードするためのシンプルかつ効率的なツールです。以下の機能を提供します:
- URLエンコード:特殊文字をURL安全な形式に変換
- URLデコード:エンコードされたテキストを元の形式に戻す
- リアルタイム変換:入力時に自動的に変換
- 一括処理:複数URLの同時処理
- クリップボードコピー:結果の簡単なコピー
主な機能
URLエンコード
特殊文字(スペース、日本語、記号など)をパーセント記号(%)と16進数の組み合わせに変換します。
URLデコード
エンコードされたURL文字列を元の形式に戻し、特殊文字を復元します。
リアルタイム変換
入力時に自動的に変換結果が更新され、ボタンをクリックする必要がありません。
一括処理
複数のURLを一度に処理し、各行を個別にエンコードまたはデコードできます。
基本的な使い方
テキストを入力
エンコードまたはデコードしたいテキストを入力欄に入力します。
自動変換を確認
入力すると自動的に結果が表示されます。手動でボタンをクリックすることも可能です。
結果をコピー
「結果をコピー」ボタンでクリップボードにコピーできます。
URLエンコード機能
URLエンコードは、URLで安全に使用できない特殊文字をパーセント記号(%)と16進数の組み合わせに変換するプロセスです。
変換例
| 元のテキスト | エンコード結果 |
|---|---|
| Hello World | Hello%20World |
| こんにちは | %E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF |
| name=山田&age=30 | name%3D%E5%B1%B1%E7%94%B0%26age%3D30 |
URLデコード機能
URLデコードは、エンコードされたURL文字列を元の形式に戻すプロセスです。
変換例
| エンコードされたテキスト | デコード結果 |
|---|---|
Hello%20World |
Hello World |
%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF |
こんにちは |
name%3D%E5%B1%B1%E7%94%B0%26age%3D30 |
name=山田&age=30 |
一括処理機能
複数のURL(または文字列)を一度に処理したい場合に便利な機能です。
使用例
以下のような入力がある場合:
https://example.com?name=山田太郎
https://example.com?title=こんにちは世界
https://example.com?tag=プログラミング&lang=ja
「一括エンコード」をクリックすると、以下のような結果が得られます:
https%3A%2F%2Fexample.com%3Fname%3D%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%A4%AA%E9%83%8E
https%3A%2F%2Fexample.com%3Ftitle%3D%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF%E4%B8%96%E7%95%8C
https%3A%2F%2Fexample.com%3Ftag%3D%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%26lang%3Dja
使用例
例1:Webフォームのパラメータ作成
フォームデータをURLパラメータとして送信する場合:
// 入力データ
name=田中太郎&email=tanaka@example.com&message=こんにちは
// エンコード後
name%3D%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%A4%AA%E9%83%8E%26email%3Dtanaka%40example.com%26message%3D%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF
例2:APIリクエストのパラメータ
APIリクエストで日本語パラメータを送信する場合:
// 元のURL
https://api.example.com/search?q=プログラミング&category=技術
// エンコード後
https%3A%2F%2Fapi.example.com%2Fsearch%3Fq%3D%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%26category%3D%E6%8A%80%E8%A1%93
例3:ログファイルの解析
エンコードされたログエントリをデコードする場合:
// エンコードされたログ
Error%3A%20%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93
// デコード後
Error: ユーザーが見つかりません
便利な使い方
リアルタイム変換
入力欄にテキストを入力すると、自動的に変換結果が更新されます。ボタンをクリックする必要はありません。
ワンクリックコピー
「結果をコピー」ボタンで結果をクリップボードにコピーできます。コピー完了時は視覚的なフィードバックが表示されます。
部分エンコード/デコード
URLの一部(クエリパラメータなど)だけをエンコード/デコードしたい場合は、その部分だけを入力して処理できます。
一括処理の活用
複数のURLを一度に処理したい場合は、一括処理機能を使用して効率的に作業できます。
トラブルシューティング
このエラーは以下の原因が考えられます:
- 非常に長いテキスト:ブラウザの制限により、極端に長いテキストは処理できない場合があります
- 特殊な制御文字:一部の制御文字が含まれている場合にエラーが発生することがあります
- 文字エンコーディング:文字エンコーディングの問題が発生している可能性があります
このエラーは以下の原因が考えられます:
- 不完全なエンコード:パーセント記号の後に正しい16進数字が続いていない
- 不正な文字:エンコードされていない特殊文字が混在している
- 破損したデータ:コピー&ペーストの際にデータが破損している
コピー機能が動作しない場合:
- ブラウザがHTTPS接続でない場合、一部のブラウザでクリップボードAPIが制限される
- ブラウザのポップアップブロッカーが有効になっている
- 手動でテキストを選択してCtrl+C(Cmd+C)でコピーしてください
URLエンコードは、以下の文字はエンコードしません:
- 英数字:a-z、A-Z、0-9
- 安全な記号:-(ハイフン)、_(アンダースコア)、.(ドット)、~(チルダ)
- URL区切り文字::(コロン)、/(スラッシュ)、?(クエスチョン)、#(ハッシュ)
これらの文字はURL内で安全に使用できるため、変換する必要がありません。